お知らせ

本社（汐留メディアタワー）3階ギャラリーウオークで、7月3日から27日まで「山岳写真同人四季写真展～四季日本の山」を開催します。

～主催者より～
本展を主催する山岳写真同人四季は、関東を拠点とする山岳写真を愛する仲間の集まりです。創立から56年目を迎えました。日本全国の山々をはじめ、海外の山々まで広く撮影範囲を広げています。会員は現在、約70名です。毎年、新宿のギャラリーで写真展を開催しており、今年は９月に開催予定です。今後も山岳写真の撮影と写真展、写真集などでの発表に精力的に活動をしていく所存です。

展示写真から「雲湧く秋の槍ケ岳」大石高志（撮影者）
槍ケ岳は北アルプスと呼ばれている飛騨山脈（富山、新潟、岐阜、長野の４県にまたがる山脈）の南部にあり、穂高連峰に連なる標高3180m、日本で５番目に高い山である。この山域は中部山岳国立公園に指定されている。撮影場所は槍ケ岳・穂高連峰の西側で、新穂高温泉（岐阜県）から入山して双六岳に至る登山コースの途中の稜線である。山の秋は早く、９月の中旬から紅葉が始まり、下旬に入ると新雪が降る場合がある。秋は空気が澄んで透明感のある気候で、槍ケ岳の西鎌尾根から湧き出した雲が激しく変化し、動きのある景観に魅了された。