お知らせ

保護猫写真家・吉川慎太郎さん個展ー本社3階ギャラリーウオーク

汐留メディアタワー3階ギャラリーウオークで5月1日から6月30日まで、保護猫写真家の吉川慎太郎さんによる写真展「Cat's moment of truth」を開催します。猫たちが見せる一瞬の表情や、草むらで寝転んだり住宅地を歩いたりする姿から、猫のたくましさと愛くるしさを表現しています。

~吉川慎太郎さんより~
これまでに撮影した猫の数は1000匹以上。保護猫活動がきっかけでした。家で飼われている猫、施設が預かっている猫、そして野良猫...さまざまな場所で猫の撮影を続けてきました。撮影を続けていく中で分かったことは、猫は自由に生きていて、人間が思っているほど人間の支配下にはないのかもしれない、ということでした。「人間と動物」は、飼う飼われるといった一方が「上」で、もう一方が「下」といったような関係ではなく、お互いが重要な存在であると感じました。
撮影中に感じた生き続ける猫たちの「まなざし」には喜び、悲しみを静かに見守り、命に添い続けるような感覚が宿っている気がします。言葉でのコミュニケ―ションはなかったものの、撮影中、私は猫と会話ができていたと思っています。
猫のまなざしから伝わる私たち人間へのメッセージを、写真から読み取ってみてください。そして、猫にもまなざしを向けてみてください。
(共同企画:森一彦京都先端科学大学教授、MORI lab & design代表)

<プロフィル>
吉川慎太郎(よしかわ・しんたろう) 写真家/保護猫写真家。人に限らず、命あるものから湧き出るメッセージを届ける。一瞬が魅せる真実の瞬間を残すことを命題にしている。
インスタグラムで猫写真を投稿 @shintarrow_cat