お知らせ

全国の小中学生に、弁当作りや料理にまつわる体験をつづってもらう作文コンクール「弁当の日 おいしい 記憶のエピソード募集（2023年度）」の表彰式が3月23日、東京の共同通信本社で行われ、最優秀賞に当たる文部科学大臣賞が長浜凜之介さん（愛知県大府市立大府西中学校3年）に贈られました。長浜さんは「作文に込めた食の力を伝えることができていたら、何より良かった」と喜びを語りました。

長浜さんは作文「ご飯と共に炊き込まれたもの」で、食事をあまり取れなくなって痩せていく弟を思い、炊き込みご飯を手作りし、食欲の回復につながった経験をつづりました。

「子どもが作る弁当の日」提唱者の竹下和男さんが審査員を務め、表彰式で「素晴らしい作品の数々に、読む時はわくわく、どきどきしましたが、選ぶのは大変でした」と話しました。

他の主な賞は次の通りです。

共同通信社賞＝東京都町田市立真光寺中3年堀江真広さん「弁当は絆の証」▽全国小学校家庭科教育研究会賞＝岐阜県大垣市立中川小5年服部凌さん「届け‼　メッセージ弁当」▽全日本中学校技術・家庭科研究会賞＝愛媛県松山市立余土中3年加地彩希子さん「おばあちゃん孝行への第一歩」▽キッコーマン賞＝福島県の会津若松ザベリオ小1年稲庭聡真さん「ぼくのためのおべんとう」、兵庫県の雲雀丘学園中2年南綾音さん「母の優しさ」▽日清オイリオ賞＝福岡県福津市立福間南小4年佐藤瑛都さん「世界一の『キッチンえいと』」▽お弁当デリ賞＝東京都の八王子学園八王子中3年西脇美海さん「お弁当のまほう」

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作文コンクールは株式会社共同通信社が主催、全国小学校家庭科教育研究会、全日本中学校技術・家庭科研究会が共催、キッコーマンが特別協賛、日清オイリオグループ、ワオが協賛、文部科学省が後援しました。23年度は3177点の応募がありました。

公式ホームページ https://habatake.kyodo.co.jp/