トピックス

虎ノ門アルセアタワーが最高位の環境認証取得

アルセアタワー.png

共同通信社の旧本社ビル(共同通信会館)を含む再開発地区で建設中の「虎ノ門アルセアタワー」(地上38階、地下2階)が、ビルとしての環境性能の高さを評価され、複数の認証制度で最高位を獲得しました。

アルセアタワー2.jpg

建築物省エネ法に基づく評価制度である「BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)」で2023年12月に5段階評価の最高ランク「5つ星」を取得。カーボンゼロ社会に貢献する次世代建築に与えられる「ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)」認証も獲得しました。最新鋭設備の導入や外気の取り入れなどにより、一般的な大規模オフィスビルに比べて、エネルギーの消費量を4割以上削減しました。

CASBEEマーク.PNG

国土交通省が主導する建築環境総合性能評価「CASBEE(新築)」と呼ばれる別の制度でも24年2月、最高位となる「Sランク」を取得しました。太陽光発電機の設置や敷地内緑化によるヒートアイランド対策などが評価されました。

虎ノ門アルセアタワーは東京都港区に位置し、虎ノ門2丁目地区・市街地再開発事業の一環で建設しているオフィスビルです。竣工は25年2月を予定しています。事業は虎の門病院や国立印刷局、日鉄興和不動産などと協力して一帯を再整備することで都市を再生、地球に優しく災害に強い街づくりを目指します。

※評価は2023年度までの基準です。