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「東京都立国際高校写真展」

 汐留メディアタワー3階ギャラリーウオークで2月1日(水)から28日(火)まで、都立国際高校の生徒による写真展を開催します。

 都立国際高校の特徴を一言で言うと「多様性」です。海外で生まれ育ち日本で暮らす海外帰国生徒や外国人生徒がおよそ3割を占め、出身国はおよそ40カ国以上となります。そんな生徒たちがどのように世界を感じ、写真を撮っているか考える写真展です。
 写真の特徴の一つは言語を超越して共感できることです。授業の中に写真を学ぶ講座があり、生まれた時からスマートフォンがあり、SNSの時代に育ったいわゆる「Z世代」の生徒たちが、約1年間写真を学んだ成果です。
 多様な文化的背景を持った生徒たちが共に写真を学び交流することによって、新しい可能性が広がっていけばと思っています。生徒たちを見ていると、大人たちが持つ差別や偏見の固定概念とはほど遠いところにいます。きっとこの世代が世界を変えていくのだろうと私は思っています。
 新型コロナウイルスの影響は今も収まっておらず、ロシアによるウクライナ侵攻に代表される世界の動きは、自由な渡航や留学などの面で生徒たちとは無関係ではありません。
 このたび、3階ギャラリーウオークで写真展を開催することとなりました。生徒たちが写真を通して自分自身を表現した作品をご覧ください。
 真に多様性に富んだ社会、共に生きる、一人一人を大切にするとはどのようなことなのか改めて考える機会になればと思っています。

東京都立国際高校特別講師、共同通信社編集委員 堀 誠

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