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東京都立国際高校写真展

 汐留メディアタワー3階ギャラリーウオークで2月1日(火)から3月末まで、都立国際高校の生徒による写真展を開催します。依然として先行きが見えない新型コロナウイルスの時代に高校生たちが何を感じて写真を撮ったのかを考える写真展です。

 都立国際高校は東京の駒場東大前にあり、海外で生まれ育ち日本で暮らす海外帰国生徒や外国人生徒がおよそ3割を占め、出身国は約40カ国と多様性に富んだ学校です。
 写真の特徴の一つは言語を超越して共感できることです。授業の中に写真を学ぶ講座があり、物心ついたときから、スマートフォン、SNSの時代に育った生徒たちが、約1年間写真を学んだ成果です。さまざまな文化的背景を持った生徒たちが写真を通じて交流することによって新しい表現が広がっていけばと思っています。
 一昨年から世界を覆った新型コロナウイルスの影響は授業数の減少、修学旅行など校外活動の中止などさまざまな制約が付きまといます。
 今回、共同通信社の協力により写真展を開催することとなりました。
 コロナの時代を生きる生徒たちが写真を通して自分自身を表現した写真をご覧ください。
 本当に多様性に富んだ社会、共に生きる、一人一人を大切にするとはどのようなことなのかあらためて考える機会になればと思っています。

東京都立国際高校特別講師、共同通信社編集委員 堀 誠

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