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笑顔  96歳 小川ゆきよ

 汐留メディアタワー3階ギャラリーウオークで6月5日(日)から30日(木)まで、96歳のアマチュア写真家、小川ゆきよさんの写真展を開催します。70代でカメラのとりこになった小川さんは街角の風景を独特の感性で捉えたスナップ写真を撮り続け、雑誌やテレビでも話題となっています。

~小川ゆきよさんより~

 大正末期に生まれ、太平洋戦争では赤ちゃんをおぶった女性が焼夷(しょうい)弾で目の前で飛ばされたり、同級生が白木の箱に入って戦地から帰ってきたりした経験をしました。その後もいろいろあって夫が亡くなり、良いことばかりでないのが人生でした。でも健康を保ち、前向きな気持ちで生きていると、人との楽しい出会いが重なり、すてきなことにも巡り合え、悪いことばかりでもない。歴史は繰り返すと昔から言われています。マスクが要らなかった頃を思い出してください。コロナや人間同士の争いが収まり、世界中に笑顔が戻りますように!!

プロフィール

 1926(大正15)年1月、前橋市生まれ。幼少期より絵画が好きで、長谷川町子や田河水泡、ゴッホに憧れる。東京の神田に嫁ぎ、家業の特殊印刷町工場の仕事の手伝い、住み込み従業員と家族の食事の世話、子育て...大晦日も元旦もない毎日が続いたが、昭和が終わる頃に工場を閉じる。70歳でのスイスへの初めての海外旅行で写真に目覚め、70代後半に写真教室に通う。これまで4度の個展を開催。

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