世界の子どもたち
汐留メディアタワー1階フォトオアシスで、11月2日から写真展「世界の子どもたち」を開催します。
世界のあちこちで、政情不安や紛争、地球温暖化に伴う異常気象と自然災害、貧困など、人間が自ら生み出したとも言える災厄が途絶えることはありません。その地で子どもたちは生まれ、食べて、遊んで、学びながら暮らしています。つらいことや逆境の中でも、子どもたちは決して夢を忘れてはいません。夢といってもさまざまです。お医者さんになりたい。消防士になりたい。バイオリニストになりたい。クリケットのスター選手になりたい。そうした将来の目標や希望もあれば、おなかいっぱいに食べたい、自分の家に住みたい、学校に行きたいといった、ごく普通のことを切に願う気持ちもあるのです。彼らの目を見て下さい。一点の曇りもなく未来を見つめる目は、大人たちへのメッセージでもあります。今回の企画は、日本ユニセフ協会の協力を得て、われわれが子どもたちの未来を作っていることを改めて考えるきっかけになればという願いを込めています。
(ニュースアート委員会)