箕のかたち−自然と生きる日本のわざ
汐留メディアタワー3階ギャラリーウオークで、12月2日(水)〜2021年1月28日(木)まで、東京文化財研究所主催の「箕のかたち−自然と生きる日本のわざ」展を開催します。
〜東京文化財研究所より〜
米などの穀物の精製に欠かせない、身近な道具であった「箕(み)」。
箕は樹木や竹などの自然素材を用いて作られます。植物を見分け、採取し、加工し、編み組んで仕上げる-そこに見られるわざと知恵はきわめて豊かで、地域ごとの植生を反映したそのかたちには、驚くほどの多様性が見られます。
日本列島で発掘されたもっとも古い箕は弥生時代のもの。
本展示では、約二千年にわたり私たちの暮らしとともにあった「箕」を通して、日本各地の暮らしの息づかい、受け継がれてきたわざ、自然を利用する豊かな知恵をお伝えいたします。