汐留メディアタワー３階ギャラリーウオークで、10月２日（火）から10月31日（水）まで「共同通信配信　第12回しおどめ発　世相漫画展」を開催します。

〜イラスト室より 〜
　　1974年から共同通信社が契約新聞社に配信している、１こま漫画「世相パック」をご存じでしょうか。政治・経済・社会・文化・スポーツ・科学など、ありとあらゆる分野のニュースを、記事でも写真・映像でもグラフィックスでもない「漫画」で世に伝え、問います。横田吉昭、松沢秀和、はざま隆治、あらい太朗、小菅りや子、トシ ヒコの６人の漫画家が交代で出社、その日のニュースからテーマを選んで頭をひねり、毎日１枚の漫画を仕上げて配信しています。
　その「世相パック」１年間の出稿から、漫画家がおのおのよりすぐった約40点を中心に展示する、「しおどめ発　世相漫画展」は今回で12回目。汐留メディアタワー３階のギャラリーウオークで秋の恒例行事となり、「毎年楽しみにしています」という感想を頂くようにもなりました。社内外から多くのご協力を得て、前回に続き今回も漫画タイトルなどを英文でも表記。海外からの来場者も増えています。いつもはひとり眺める新聞紙面の世相漫画を、オープンスペースで多様な人々の反応も併せてお楽しみください。
　６人の新作風刺漫画を新聞紙面風にコラージュした共作「汐留新聞」には、いつもの「世相パック」に収められない、より率直なオピニオンと多めの毒が盛り込まれています。漫画家たちが考える「平成を代表する著名人」は賛同を得られるでしょうか、会場コメントノートにぜひ、ご意見をください。