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ザ・クロニクル出版記念 戦後70年写真展 1965-1989

 汐留メディアタワー1階フォトオアシスで、8月1日(土)から「ザ・クロニクル出版記念 戦後70年写真展 1965-1989」を開催します。この展示は、昨秋発売が始まり、現在11巻まで刊行された「ザ・クロニクル 戦後日本の70年」出版を記念したものです。

~戦後70年写真事業実行委員会より~

 終戦直後の時代を扱う第1巻(1945-49年)と安保闘争や東京オリンピックの第4巻(1960-64年)から写真を選んで展示した前回に続き、2回目は「ザ・クロニクル」全14巻の中盤、第5-9巻で描く1965年から89年までが対象です。
 ベトナム戦争、学園紛争、成田空港反対闘争の嵐の一方で、「大阪万博」のお祭りが繰り広げられ、日本は奇跡の経済成長に酔いしれました。しかし公害や大事件、大事故、政治不信といったひずみは社会を覆い、急速な国際化と生活環境の変化で人々の価値観は大きく変わりました。
 国民の勤勉さと国際情勢の変化への対応をてこに築いた繁栄の絶頂期ともいえる80年代には「ジャパン・アズ・ナンバーワン」という言葉も登場し、やがてはじける運命のバブルを膨らませ続けたのです。
 エネルギーにあふれた戦後日本の青年期・壮年期ともいえるこの時代は、同時に報道の果たす役割がかつてなく増大し、注目されました。ニュースの核心を写し出した報道写真の数々は時代の雰囲気を雄弁に物語っています。

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