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「報道と読者」委員会

最新の会議日誌

第75回会議(京アニ事件犠牲者実名報道、参院選)

 共同通信社は2日、外部識者による第三者機関「報道と読者」委員会の第75回会議を東京・東新橋の本社で開き、3人の委員が京都アニメーション放火殺人事件の犠牲者の実名報道と、参院選を巡り議論した。  3委員とも実名報道の方向性は認めた上で、ジャーナリストの鎌田靖(かまだ・やすし)氏は「根底にはメディアへの不信感がある。知る権利に応えるといった実名報道の理屈が、一般の人に説得力を持っていない」と問題提起。「悩みながら報道に携わっているプロセスを明かすことが大事。信頼回復から始めなければいけない」と指摘した。

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第74回会議(天皇代替わり・改元・平成振り返り、司法制度改革10年)

 共同通信社は6月22日、外部識者による第三者機関「報道と読者」委員会の第74回会議を東京・東新橋の本社で開き、3人の委員が天皇代替わりや改元、平成振り返りに関する報道と、司法制度改革10年の報道を巡り議論した。  ノンフィクション作家の後藤正治(ごとう・まさはる)氏は、上皇さまについて「象徴天皇を自分で形作ってきた、切り開いた人という印象を持った」とし、上皇さまと上皇后美智子さまに関しては「人間性が伝わってくる記事は興味深かった」と評価した。

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第73回会議(外国人労働者の受け入れ拡大問題、辺野古移設問題と沖縄県民投票)

 共同通信社は3月9日、外部識者による第三者機関「報道と読者」委員会の第73回会議を東京・東新橋の本社で開き、3人の委員が外国人労働者の受け入れ拡大問題と、米軍普天間飛行場の辺野古移設と沖縄県民投票の報道を巡り議論した。  弁護士の清水勉(しみず・つとむ)氏は、外国人受け入れ拡大の全体像が見えなかったとして「社会がどう受け止めるべき問題なのかが分かるような記事作りが必要だったのではないか」と述べた。

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