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「報道と読者」委員会

最新の会議日誌

第60回会議(人口減少、朝日訂正)

共同通信社は1日、外部識者による第三者機関「報道と読者」委員会の第60回会議を東京・東新橋の本社で開き、3人の委員が「人口減少問題」と「朝日新聞の訂正問題」の報道をテーマに議論した。 人口減少問題について、京都大大学院教育学研究科准教授の佐藤卓己(さとう・たくみ)氏は「政府も新聞も人口減少は不安だと訴え、生み出される空気が問題を冷静に見えなくする危惧がある」と述べ、長期的な視点による分析や解説が必要との認識を示した。

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第59回会議(STAP、集団的自衛権)

 共同通信社は7月5日、外部識者による第三者機関「報道と読者」委員会の第59回会議を東京・東新橋の本社で開き、3人の委員が「STAP細胞」と「集団的自衛権」の報道をテーマに議論した。  STAP細胞報道について、介護・暮らしジャーナリスト太田差恵子(おおた・さえこ)氏は「リケジョ」や「かっぽう着」といった報道は失礼ではと問題提起、理化学研究所の小保方晴子氏の人となりを報じた経緯をただした。京都大大学院教育学研究科准教授の佐藤卓己(さとう・たくみ)氏は「研究者の就職や環境を説明しないと問題の闇の深さは見えない」と述べ、大学の現状も掘り下げる必要があるとした。

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第58回会議(秘密法、靖国参拝)

 共同通信社は3月15日、外部識者による第三者機関「報道と読者」委員会の第58回会議を東京・東新橋の本社で開き、3人の委員が「特定秘密保護法」「靖国神社参拝と外交」をテーマに議論した。  秘密保護法に関し、弁護士の神田安積(かんだ・あさか)氏は「法案の閣議決定から約2カ月で成立した。報道を始めるのが遅すぎたのではないか」と指摘。取材現場が萎縮するようなことがあれば知りたいと求めた。京都大大学院教育学研究科准教授の佐藤卓己(さとう・たくみ)氏は「特定秘密に指定後のプロセスについての記事が少ない」と述べ、公文書としての保存、破棄のルールを詳しく報じるよう要望した。

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