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「報道と読者」委員会

最新の会議日誌

第22回会議(小泉政治、個人情報保護法)

 小泉政治で前広島市長の平岡敬氏は「日米のゆがんだ関係を明らかにすべきだ」と述べ、同志社大教授の浜矩子氏が「郵政民営化など政権側のペースで記事を流している」と指摘。個人情報保護法で弁護士の梓澤和幸氏は「行政の介入で、ほかの市民的自由が抑圧される」と語った。

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参拝を終えた首相

第21回会議(総選挙報道)

 前広島市長の平岡敬氏は「テレビに振り回された政策選択のない選挙だった」と総括。同志社大教授の浜矩子氏は「首相は言葉を独り歩きさせるのが得意だが、(メディアが)それにしてやられるのは信じられない」と強調した。弁護士の梓澤和幸氏は「末端にいる人の苦しみの声が紙面に出ていない」と指摘した。

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バラを追加する小泉首相

第20回会議(尼崎JR脱線事故、日中関係)

 平岡敬前広島市長はJR事故で「効率、利益優先となり、過密ダイヤを求めてきた日本社会の在り方を考える記事が欲しかった」と指摘。日中関係報道で寺島実郎財団法人日本総合研究所理事長は「小泉純一郎首相や中国の本音にどれだけ踏み込めるかが大事だ」と述べた。

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福知山線の脱線事故現場

第19回会議(ライブドア問題と報道、ハンセン病報道)

 ライブドア問題で寺島委員は「会社は株主だけのものではないとの論点が出なかった」と指摘。平岡委員は「ジャーナリズムとは何かという視点に立った報道が少なかった」と語った。ハンセン病報道について、渡辺委員は「元患者に思いが至らず、報道機関は取り上げなかった」と述べた。

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笑顔で握手する社長ら

第18回会議(税制・財政報道、被害者の顔写真報道)

 税制・財政報道では、寺島氏が「実質可処分所得が真綿で首を絞められるように圧迫されてきている。継続的に検証した記事が必要だ。記者だけでなく専門家も動員して財政報道に立ち向かってほしい」と述べた。被害者の顔写真報道では、平岡委員は「原則として掲載してもいいと思う」とする一方で、渡辺委員は「遺族の了解を得るなどルール作りが必要」との認識を示した。

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花束を供える子どもたち

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