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「報道と読者」委員会

最新の会議日誌

第17回会議(人命報道と速報、災害報道)

 誤報問題で平岡氏と渡辺氏は「官製情報への依存が背景にある」と指摘、寺島氏は「政策判断の根拠となる情報への厳しいチェックが必要」と述べた。イラクの日本人人質事件と新潟県中越地震での二つの誤報について三委員の見解を聞いた。

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アルジャジーラの画面

第16回会議(少年事件報道、プロ野球再編問題報道)

 少年事件報道では平岡氏が「原因を性急に求めず、『よく分からず報道側も悩んでいる』との観点を出してもいい」と述べ、渡辺氏も「捜査段階は非常に流動的。どこまで報道できるか不安に思う」と懸念を示した。球界問題で寺島氏は「プロ野球全体の構造分析が必要だ」と指摘。平岡氏も「曲がり角にあるプロ野球の未来を分析してほしい」と述べた。

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席立つ古田会長と瀬戸山氏

第15回会議(小泉純一郎首相の政治手法、皇太子発言と報道の在り方)

 寺島氏は首相の政治手法に関して「情報をどのように集積して首相が政策判断しているのか。意思決定のプロセスを執拗(しつよう)に追い掛けてほしい」と強調した。皇太子発言については平岡氏が「皇族の公務が何かは一度議論すべき問題だ」と指摘、寺島氏は「発言をきっかけに国民が象徴天皇制を考えていかなくてはならない」と述べた。

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演説する小泉首相

第14回会議(週刊文春の出版禁止問題とイラクの日本人人質事件)

 文春問題で寺島氏が「メディアも品格を考えないといけない」と注文を付けたのに対し、平岡氏は「良い言論も悪い言論も守るのが大原則」、渡辺氏は「言論、出版の自由は最大限尊重されるべきだ」と強調した。人質事件で寺島氏は「情熱に駆られただけの行動は本当の民間活動を危うくする」と指摘した。

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会見する文春の編集局長

第13回会議(自衛隊のイラク派遣と憲法問題)

 自衛隊派遣に至る報道について平岡氏は「重要な問題の議論がないまま、既成事実が追認されてきた」と指摘、歴史に学ぶ重要性を述べた。憲法問題で平岡氏は「先の戦争の総括をしておかないと改憲論議の意味がない」と主張。寺島氏、渡辺氏からは、若い人の意識を掘り起こすことが大切との意見が出された。

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イラク入りする陸自の車列

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