日本のメダル数

陸上男子 ボルト2冠

ボルト、200mも世界新 19秒30“不滅”の記録突破

世界新で優勝のボルト

男子200メートル決勝 19秒30の世界新記録で優勝し、両手を広げてゴールするウサイン・ボルト=20日、国家体育場

【北京20日共同】北京五輪第13日の20日、陸上男子200メートル決勝でウサイン・ボルト(21)=ジャマイカ=が19秒30の世界新記録を樹立して金メダルを獲得。9秒69の驚異的なタイムで制した100メートルと合わせ、短距離2冠を達成した。

100メートル、200メートルの両種目制覇は、男子では1984年ロサンゼルス五輪のカール・ルイス(米国)以来、24年ぶり9人目。ジャマイカ選手では初となった。

二百メートル世界歴代10傑

これまでの200メートルの世界記録は96年アトランタ五輪でマイケル・ジョンソン(米国)がマークした19秒32で「100年は破られない記録」「不滅の記録」と形容されてきた。200メートルを本職とするボルトは、12年間破られることがなかった快記録を、4年に1度の大舞台で塗り替えた。

国際陸連によると、男子で100メートルと200メートルの世界記録を同時に保持するのは、史上3人目の快挙。

黄金の靴でキスするボルト

男子100メートルに続き200メートルも世界新で優勝し、トラックにキスする黄金色の靴をはいたウサイン・ボルト(ジャマイカ)=国家体育場

不可能なことはないと思っていた ウサイン・ボルトの話

夢がかなった。素晴らしい気分だ。全力を出し切った。一生懸命、自分を奮い立たせてゴールまで走り、もう何も残っていない。2つの金メダルを取るつもりできたが、世界記録は考えていなかった。この結果を予想はしていなかったが、不可能なことはないと思っていた。


ボルトのプロフィル

ウサイン・ボルト略歴 陸上男子短距離

ウサイン・ボルト(ジャマイカ=陸上男子200メートル)12歳から本格的に競技を始める。得意は200メートルで、02年に男子史上最年少の15歳332日で世界ジュニア選手権を制し、昨年の世界選手権は2位。04年アテネ五輪は1次予選敗退。これまでの自己ベストは19秒67。今季急成長し、100メートルで5月に9秒72、北京五輪で9秒69と、世界新を相次いで樹立。196センチ、86キロ。21歳。

スーパーマン2だ マイケル・ジョンソン氏の話

スーパーマン2だ。ボルトによる(100メートルに次ぐ)再度の信じられない偉業だ。あのスピードをレース全体で保つことができないのではないかと心配していたが、見せつけてくれた。彼は全エネルギーを使った。彼が望んでいた記録だ。(ロイター=共同)