【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)のフクダ事務局長特別顧問(新型インフルエンザ担当)は14日の記者会見で、「今回の新型インフルエンザを世界的大流行(パンデミック)と呼ばないことは、科学的にも歴史的にも間違っている」と述べ、昨年6月の大流行宣言を含む一連のWHOの対応は「均衡が取れて慎重だった」とした。
WHOがワクチンなどを製造する医薬品業界に影響されて騒ぎすぎたのではないかなどとする一部からの批判に反論した形。
フクダ氏は世界的大流行は「(全体的な症状が)歴史的にみて非常に重い場合と軽い場合がある」と説明。WHOによる大流行の定義には症状の重さは含まれていないことなどを強調し、理解を求めた。
(01/14)
新型インフルエンザワクチンが入った注射器。奥はワクチンの箱=10月19日午前、甲府市