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ロス疑惑(ニュース特集)

ロス検視局「三浦元社長は自殺」 正式解剖結果を公表

 【ロサンゼルス3日共同】1981年の米ロサンゼルス銃撃事件で逮捕され、移送先のロス市警で10月に死亡した三浦和義元会社社長=当時(61)、日本では無罪確定=の死因について、ロス郡検視局は3日、留置場監房での首つり自殺と断定、他殺を示す証拠はなかったとする正式な司法解剖の報告書を公表した。

 三浦元社長の弁護人ゲラゴス氏は独自に依頼した解剖の結果から「他殺だった」と主張、報告書はこれと正反対の結論となった。関係者によると、遺族側は今後、自殺との見解を既に表明しているロス市警を提訴し、死因を明らかにすることも検討しているという。

 報告書は「他者の手によって元社長が死亡したという説得力ある証拠はない」と指摘。元社長の首などに、シャツのような柔らかい布でつるされた場合によくできる複数の擦り傷があったとし、首の傷は他殺によってできるものと異なるとの結論を示した。

 報告書によると、ロス市警の留置場監房に1人で収容された元社長は10月10日夜、監視の合間の約7分間に、シャツをひものようにして、2段ベッドの上部の金属バーからつるして自殺を図った。蘇生措置を試みたが、死亡が確認された。

(2008年12月 4日)


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    到着した三浦元社長

    ロサンゼルス国際空港に到着した三浦和義元社長。左はロス市警のリック・ジャクソン捜査官=10月10日午前(代表撮影・共同)

    取材に応じるゲラゴス氏

    10月12日、ニューヨークで記者団の取材に答える三浦和義元社長の弁護人マーク・ゲラゴス氏(共同)

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