小沢氏の政治資金問題 > ニュース一覧 > 記事詳細
小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる収支報告書虚偽記入事件で、元私設秘書の衆院議員石川知裕容疑者(36)が東京地検特捜部に対する供述で、土地代に充てた4億円を載せなかった2004年収支報告書の経理操作を小沢氏に伝えたとほのめかしていることが22日、関係者への取材で分かった。
特捜部は小沢氏が経理操作を知っていたことを示す供述として重視。事件に小沢氏が関与していた疑いを強め、刑事責任追及を視野に捜査を進めるもようだ。
ただ、石川容疑者が小沢氏に伝えたとされる時期が翌05年の収支報告書提出の前か後か判然としないため、特捜部は23日予定の小沢氏の任意聴取でこうした点を確認するほか、虚偽記入に対する認識の程度や了承の有無について詳しい説明を求めるとみられる。
関係者の話によると、陸山会は04年10月29日、東京都世田谷区の土地を約3億5200万円で購入した。特捜部は購入資金の一部に、水谷建設(三重県桑名市)関係者が石川容疑者に対し、同15日に手渡したと供述している「裏献金」5千万円が含まれているとみている。
(2010年1月22日)
小沢民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」が購入した土地に建てられた秘書の家族寮=7日、東京都世田谷区
家宅捜索が行われている小沢民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」が入るビルの前には大勢の報道陣が詰め掛けた=13日午後5時32分、東京都港区赤坂