ニュージーランド地震

ニュージーランド地震(ニュース特集)

 ニュージーランド地震 2011年2月22日、ニュージーランド南島クライストチャーチ市付近でマグニチュード(M)6・3の直下型地震が発生。同国政府によると、計185人が死亡した。このうち留学中の日本人28人を含む115人が市中心部のカンタベリーテレビ(CTV)ビルの倒壊に巻き込まれて死亡。政府や独立調査機関「王立委員会」が被災建物の倒壊原因を調査している。


最愛の家族に祈り  NZ地震1年で式典

 【クライストチャーチ共同】ニュージーランド南島クライストチャーチで日本人留学生ら計185人が犠牲となった大規模地震から1年を迎えた22日、政府主催の追悼式典が同市中心部で開かれた。日本からも遺族が現地入りし、日本人犠牲者28人の全員が被災したカンタベリーテレビ(CTV)ビル倒壊跡地で、最愛の人の冥福を祈った。

 同ビル跡地の近くにある広場で行われた式典でキー首相は「ニュージーランドにとって最も暗い日の一つだったが、われわれは力を共有し、前に進んでいける」と語り掛けた。日本外務省によると、日本からは犠牲者24人の遺族や友人ら約90人が訪問した。

 遺族らは式典後、現在も余震による二次災害防止のため封鎖されているCTVビル跡地を訪問。多くの遺族にとって跡地に立ち入るのは初めてとみられ、花を手向けたり、記念撮影をしたりしていた。中にはハンカチで顔を覆う人もいた。

 遺族らは一般市民らが参加して開かれたクライストチャーチ市主催の追悼式典にも出席。犠牲者一人一人の名前が読み上げられた後、地震が発生した午後0時51分(日本時間同日午前8時51分)から2分間、黙とうがささげられた。式の最後には犠牲者の再生を願い、185匹のチョウが大空に放たれた。

 写真:22日、ニュージーランド・クライストチャーチで開かれた追悼式典で話すキー首相(左から2人目)(共同)

(2012年2月22日)


■関連用語

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 クライストチャーチ ニュージーランド南島の最大都市で人口は約35万人。農牧業が盛んなカンタベリー平野の中心都市で、皮革や化学肥料などの製造が盛ん。カンタベリー大学があり、文教都市としても知られる。歴史遺産の保存に配慮、石造りの歴史的建造物が残っており、緑も多い。昨年9月にも大規模な地震があり、けが人が出た。(共同)

 富山外国語専門学校 富山市が1985年に設立した公立では全国唯一の外国語専門学校。「実務英語科」と「専攻科」があり、2010年度の在校生は103人。英語によるコミュニケーション能力の向上を教育方針に掲げ、生徒は英語能力試験「TOEIC」の高得点獲得などを目標としている。年1回の海外研修としてニュージーランドに生徒を派遣している。

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     ニュージーランド地震から1週間を迎え、黙とうする関係者ら=1日午後、クライストチャーチ中心部(共同)

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