野田改造内閣

野田改造内閣(ニュース特集)

消費増税シフト鮮明 改造内閣が発足

 野田改造内閣が13日午後、発足した。野田佳彦首相(54)は岡田克也民主党前幹事長(58)を副総理で入閣させ、社会保障と税の一体改革担当相の兼務で消費税増税シフトを鮮明にした。問責決議を受けた一川保夫防衛相、山岡賢次国家公安委員長を交代させ、後任に田中直紀元参院外交防衛委員長(71)、松原仁国土交通副大臣(55)をそれぞれ起用。首相は記者会見で、問責2閣僚を退任させたことを踏まえ、野党に消費税増税の協議に応じるよう方針転換を迫った。

 小川敏夫参院幹事長(63)が法相で初入閣。藤村修官房長官(62)、玄葉光一郎外相(47)ら12閣僚は留任で、退任は行政刷新担当相だった蓮舫氏を含め5人。岡田氏には行政改革担当相も兼務させ、増税の前提となる「身を削る改革」への決意をアピールした。

 首相は記者会見で、自民党の森喜朗元首相が与野党協議入りに前向きであることを念頭に「自民党の中でも『正々堂々と協議した方がいい』と発言する有力議員がいる。執行部の対応が変わる可能性がある」と強調。消費税増税関連法案の成立と引き換えに早期の衆院解散を約束する「話し合い解散」の可能性は「念頭にない」と否定した。

 国会議員定数の削減問題では、増税への国民の理解を得るのに不可欠との観点から、3月の消費税増税関連法案の提出前に与野党間で結論を出したい決意を示した。

(2012年1月13日)


■ヘッドライン


閣僚名簿

PHOTO

    改造内閣が発足し、記念写真に納まる野田首相(前列中央)と岡田副総理(同右)ら閣僚=13日夕、首相官邸

    天皇陛下から認証を受ける岡田克也副総理兼社会保障・税一体改革相。中央は野田首相=13日午後、宮殿・松の間

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