中国と北朝鮮を結ぶ「中朝友誼橋」のたもとで警戒する中国の武装警察=3日夜、遼寧省丹東市(共同)
【北京共同】韓国の聯合ニュースが3日、北朝鮮の金正日総書記が訪中した可能性を一時報じるなど、総書記訪中をめぐる情報が交錯している。「訪中は秒読み」「しばらくはない」と相反する見方が飛び交う中、中朝間の往来にも関心が集中している。
聯合ニュースは3日未明、金総書記が利用する特別列車が通過する中朝国境の中国側都市、丹東の丹東駅に「特別列車が到着、金総書記が乗っている可能性もある」と報じた。しかし、同駅関係者は共同通信に「到着したのは貨物列車」と否定、同ニュースも3日夕に「貨物列車だった」と修正した。
関係者によると、同駅周辺では警察車両が時折、巡回しているものの、警備が強化されたような雰囲気はないという。
金総書記が近く訪中する可能性があると韓国の大統領報道官が3月31日の記者会見で言及したことが、メディアの関心を高める契機となった。
北京国際空港では3日、日韓の一部メディアが「金総書記訪中の先発隊」と伝えていた北朝鮮の軍事代表団が、訪中を終え帰国した。また金総書記の側近らが先発隊として3日、北京入りの報道もあったが、同空港で中国側が出迎えるような平壌からの到着客は目撃されなかった。
(2010年4月 3日)
4月9日、北朝鮮の最高人民会議に出席した金正日総書記の様子を伝える映像(共同)
朝鮮中央テレビが放映した北朝鮮から発射されるミサイル(AP=共同)
試験通信衛星「光明星2号」の打ち上げ成功を祝い、約10万人が集まった平壌市民大会=4月8日、平壌市内の金日成広場(共同)