北朝鮮問題(ニュース特集)

G8外相、イラン追加制裁要請か 核不拡散討議

 【ガティノー共同】カナダの首都オタワ近郊のガティノーで開かれている主要国(G8)外相会合は2日目の30日、国連制裁に反してウラン濃縮を続けるイランへの追加制裁、北朝鮮の6カ国協議への復帰など、核不拡散・軍縮問題を討議した。

 カナダのハーパー首相は、討議の冒頭「北朝鮮とイランは国際社会が課した義務に違反し、深刻な脅威になっている」と述べた。

 ロイター通信が報じた声明の草案は、イランの濃縮活動継続について「G8にとって深刻な懸念」と強調。これまでの対話と圧力の同時利用を再確認しつつ、国際社会に「適切で強い措置を取る」よう要請し、米国やフランスなどが強く求める4回目の国連安全保障理事会制裁決議の採択を促している。

 イランは「ウラン濃縮は平和利用が目的」と主張しているが、米国やフランスなどは「目的は核兵器開発」(外交筋)としている。イランの友好国で、従来、対話路線を重視してきた日本も、最近は「イランの平和利用の主張は矛盾が多い」として、追加制裁容認に傾いている。

(2010年3月30日)


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