北朝鮮問題(ニュース特集)

北朝鮮、武器密輸で偽装重ねる 南アが安保理に報告書

 【ニューヨーク共同】昨年11月に南アフリカで摘発された北朝鮮の武器密輸事件で、北朝鮮が発覚を防ぐため貨物目録の偽造や積み替えなど偽装工作を重ねていたことが23日、南アフリカが国連安全保障理事会に提出した報告書で分かった。共同通信が報告書を入手した。

 北朝鮮は現在、武器禁輸など国連制裁下にあるが、制裁逃れのための偽装工作は「悪質な安保理決議違反」(国連外交筋)で、安保理で北朝鮮への非難が強まりそうだ。

 18日付の報告書によると、南アフリカ当局が押収した積み荷はコンテナ2個。中身は旧ソ連製の戦車T54とT55の部品などだったが、目録は「ブルドーザーの交換部品」となっていた。

 また荷主は北朝鮮の「機械発展貿易」で、昨年10月20日に中国の大連港で貨物船に荷揚げ。その後、マレーシアのクラン港でフランスの海運会社の貨物船に積み替えられ、11月16日にコンゴ共和国のポワントノワール港に向け出港。同月末、燃料補給のため南アフリカの港に向かう途中で摘発された。

(2010年2月24日)


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