北朝鮮訪問を終え、北京市内で会見する国連のパスコー政治局長(右)=12日夜(共同)
【北京共同】北朝鮮を訪問した国連の潘基文事務総長の特使、パスコー政治局長(事務次長)は12日、北朝鮮に無条件で早期の6カ国協議復帰を促したものの、北朝鮮は国連安全保障理事会の経済制裁に強い不満を表明し「まだ復帰する準備ができていない」として、復帰には制裁解除が条件との立場をあらためて示したと明らかにした。同日夜、平壌から経由地の北京に到着後、記者会見した。
パスコー氏によると、北朝鮮は、日本や韓国との関係改善を望むとの認識を示したが、具体的な懸案や展望には言及しなかったという。また、朝鮮戦争休戦協定を平和協定へ転換する会談を「行いたい」との主張も繰り返した。
パスコー氏は「今回の訪朝は極めて有益だった。(北朝鮮側と)友好的で率直な対話ができた」と評価、今後、人道支援を中心に国連と北朝鮮の関係強化を図る考えを示した。
(2010年2月12日)
4月9日、北朝鮮の最高人民会議に出席した金正日総書記の様子を伝える映像(共同)
朝鮮中央テレビが放映した北朝鮮から発射されるミサイル(AP=共同)
試験通信衛星「光明星2号」の打ち上げ成功を祝い、約10万人が集まった平壌市民大会=4月8日、平壌市内の金日成広場(共同)