【ニューヨーク共同】国連の潘基文事務総長は3日、パスコー政治局長(事務次長)が今月、特使として北朝鮮を訪問することに関し「国連事務局と北朝鮮当局の対話は、2004年を最後に長期間途切れている」と述べ、北朝鮮とのハイレベル対話再開に強い意欲を示した。ニューヨークの国連本部で記者団に語った。
金正日総書記への親書を託すかとの質問には「(パスコー氏らの)訪朝前に、何も明らかにするつもりはない」と述べ、可能性を排除しなかった。自身の訪朝については「現時点で計画はない」とした。
議題については「われわれは、核問題を含む、お互いにとってのすべての関心事を取り上げるつもりだ」と述べ、核問題のほか人権、開発、食料など広範囲にわたるとの認識を示した。
国連関係者によると、パスコー氏は訪朝前、ソウル、北京に立ち寄り、訪朝後、ニューヨークへの帰途で東京を訪れ、日本、韓国、中国の政府高官と短時間、意見交換する予定という。
(2010年2月 4日)
4月9日、北朝鮮の最高人民会議に出席した金正日総書記の様子を伝える映像(共同)
朝鮮中央テレビが放映した北朝鮮から発射されるミサイル(AP=共同)
試験通信衛星「光明星2号」の打ち上げ成功を祝い、約10万人が集まった平壌市民大会=4月8日、平壌市内の金日成広場(共同)