【ワシントン共同】米国防総省のミサイル防衛(MD)局は1月31日、長距離弾道ミサイルの迎撃実験を実施したが、レーダーの不具合により迎撃に失敗した。ロイター通信によると今回の実験は、北朝鮮からの攻撃を想定した従来の実験とは異なり、初めてイランからのミサイル飛来を想定して実施された。
標的のミサイルは西太平洋クエゼリン島から発射され、米本土西海岸カリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地に配備された迎撃ミサイルで撃ち落とす計画。だが海上配備型の早期警戒レーダー「Xバンドレーダー」が作動しなかった。
ロイターによると今回の実験費用は1億5千万ドル(約136億円)。MD局は2月1日に発表した「MD戦略の見直し」でも、イランと北朝鮮について「米国にとって脅威となる長距離ミサイルの開発を続けている」と警戒感を示している。
(2010年2月 2日)
4月9日、北朝鮮の最高人民会議に出席した金正日総書記の様子を伝える映像(共同)
朝鮮中央テレビが放映した北朝鮮から発射されるミサイル(AP=共同)
試験通信衛星「光明星2号」の打ち上げ成功を祝い、約10万人が集まった平壌市民大会=4月8日、平壌市内の金日成広場(共同)