北朝鮮問題(ニュース特集)

米、ミサイル迎撃実験失敗 イランの攻撃想定

 【ワシントン共同】米国防総省のミサイル防衛(MD)局は1月31日、長距離弾道ミサイルの迎撃実験を実施したが、レーダーの不具合により迎撃に失敗した。ロイター通信によると今回の実験は、北朝鮮からの攻撃を想定した従来の実験とは異なり、初めてイランからのミサイル飛来を想定して実施された。

 標的のミサイルは西太平洋クエゼリン島から発射され、米本土西海岸カリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地に配備された迎撃ミサイルで撃ち落とす計画。だが海上配備型の早期警戒レーダー「Xバンドレーダー」が作動しなかった。

 ロイターによると今回の実験費用は1億5千万ドル(約136億円)。MD局は2月1日に発表した「MD戦略の見直し」でも、イランと北朝鮮について「米国にとって脅威となる長距離ミサイルの開発を続けている」と警戒感を示している。

(2010年2月 2日)


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