北朝鮮問題(ニュース特集)

9・11が危険認識変えた イラク開戦めぐりブレア氏

 【ロンドン共同】英国が2003年にイラク戦争に参戦した経緯などを調べる独立調査委員会は29日、当時首相だったブレア前首相を証人喚問した。ブレア氏は01年の米中枢同時テロが、旧フセイン政権の「危険性への認識を劇的に変えた」と強調し、大量破壊兵器を持つ政権を野放しにできないとの認識を強めたと主張。「今でも同じ結論に達するだろう」とも述べ、判断は正しかったとの考えを示した。

 昨年11月に開始した政府・軍幹部らに対する証人喚問のヤマ場。旧イラク軍が生物・化学兵器を45分で配備できるとの誤情報を国民に示し、英兵179人が死亡、多数のイラク人死者を出した最高責任者の判断が問われたが、これまでの主張を繰り返し、開戦判断を正当化した。

 大量破壊兵器は結局見つからなかったが、同氏は、イラン・イラク戦争時にフセイン政権が化学兵器を使用したと指摘し「所持していると完全に信じていた」と強調。

(2010年1月29日)


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