北朝鮮問題
【ワシントン共同】米国の海外向け放送、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)の韓国語放送によると、失踪した韓国人の家族らが北朝鮮政府に計1億ドル(約90億円)以上の損害賠償を求めた2件の訴訟で、米首都ワシントンの連邦地裁がことし1月、北朝鮮の朴宜春外相に出廷を求める召喚状を送っていたことが10日分かった。
地裁は訴状などの書類を朝鮮語訳とともに平壌に送ったが、北朝鮮側から反応はないという。
訴訟のうちの一つは、中国吉林省で北朝鮮脱出者を支援し、2000年に失踪した韓国人牧師金東植氏の家族らが昨年4月に提訴。金牧師が北朝鮮に拉致されて強制労働キャンプに送られ、拷問と飢餓により死亡したと主張している。
もう一件は、イスラエル在住の米国人30人が原告。06年7~8月、レバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラによるロケット弾攻撃で負傷したのは、北朝鮮がヒズボラを武器調達などで支援したためとしている。
(2010年3月11日)
4月9日、北朝鮮の最高人民会議に出席した金正日総書記の様子を伝える映像(共同)
朝鮮中央テレビが放映した北朝鮮から発射されるミサイル(AP=共同)
試験通信衛星「光明星2号」の打ち上げ成功を祝い、約10万人が集まった平壌市民大会=4月8日、平壌市内の金日成広場(共同)