【ワシントン24日共同】麻生太郎首相は24日午前(日本時間25日未明)のオバマ米大統領との会談で、北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射に向けた動きに対し「緊張を高める行動を取るべきではない」と自制を促す方針で一致した。大統領は拉致、核・ミサイル問題の包括的な解決を目指す日本の立場に理解を示した。アフガニスタン支援では、日本の積極的な貢献に期待を表明した。
両首脳は北朝鮮核問題について「検証可能で完全な非核化実現」に向けた協力強化を確認。大統領は「日米が引き続き連携することが重要だ」と指摘した。
首相は、アフガン情勢の鍵を握るパキスタン安定化に向け4月に東京で支援国会合を開催すると表明。新たに吉川元偉駐スペイン大使をアフガン、パキスタン担当特使に任命し、米国のアフガン戦略見直し作業に参加させるため3月に米国へ派遣する考えを示した。
大統領は「国際社会が今まで以上に努力する必要がある。開発、インフラ整備などで日本が積極的な役割を果たすのを歓迎する」と述べた。
(2009年2月25日)
1月20日、ワシントンでの就任式で演説に臨むオバマ米新大統領(AP=共同)
1月20日、ワシントンでの就任式後、就任証書にサインするオバマ米新大統領(ロイター=共同)
1月20日、ワシントンでの就任式で宣誓を終え、娘のサーシャちゃん(中央)から祝福を受けるオバマ米新大統領(AP=共同)