明治や森永乳業など大手牛乳メーカーでつくる日本乳業協会(東京)が、牛乳に含まれる放射性物質の検査をメーカー各社が独自にやり、結果を公表する方針を固めました。

Q これまで検査はしていなかったのですか。
A 都道府県が各地にある原乳のクーラーステーション(集荷場)で2週間に1回程度検査し、結果をホームページで公開していました。しかし放射性物質が検出された牛乳の具体的なメーカー名や商品名、どこの学校給食で使用されるかなどは公表されていませんでした。
一部のメーカーは自主検査をしていますが、結果は世間に公表されていません。またメーカーとは別に、独自に検査・公表している大手スーパーもありますが、まだまだ少数です。
Q どうしてメーカーが自ら検査し、公表することになったのですか。
A 学校給食の現場や保護者から不安の声がたくさん上がっているからです。東京都武蔵野市の小学校で出す予定だった牛乳から昨年10月、 1キログラム当たり7ベクレルの放射性セシウムを検出しました。国の暫定基準値(1キログラム当たり200ベクレル)を大きく下回りますが、保護者からの要請で給食に出すのはやめました。こうしたこともあり、厚生労働省が昨年12月末、日本乳業協会を含む乳業3団体に対し、メーカー各社でも検査をして、結果を公表するよう求めていました。
Q 検査、公表の新しい態勢はどのようなものですか。
A 具体的な検査方法や、いつから始めるのか、乳業協会と各社が話し合っています。放射性物質が微量なら飲んでも体に影響はないといわれますが、もっと安心して牛乳が飲めるようになってほしいですね。都道府県がしている検査も、今後は週1回に頻度が高まる方向です。
(2012年1月18日)
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第84回選抜高校野球大会は21日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕した。開会式では、東日本大震災で被災しながら、21世紀枠で選出された石巻工高(宮城)の阿部翔人主将が「日本が一つになりその苦難を乗り越えることができれば、その先に必ず大きな幸せが待っていると信じています。だからこそ日本中に届けます。感動、勇気、そして笑顔を。見せましょう。日本の底力、絆を」と力強く選手宣誓した。
選抜高校野球大会の開会式で、石巻工高の阿部翔人主将が行った選手宣誓の全文は次の通り。
宣誓。東日本大震災から1年。日本は復興の真っ最中です。被災をされた方々の中には苦しくて、心の整理がつかず、今も当時のことや、亡くなられた方を忘れられず、悲しみに暮れている方がたくさんいます。人は誰でも、答えのない悲しみを受け入れることは苦しくてつらいことです。
しかし日本がひとつになり、その苦難を乗り越えることができれば、その先に必ず大きな幸せが待っていると信じています。だからこそ日本中に届けます。感動、勇気、そして笑顔を。見せましょう。日本の底力、絆を。われわれ高校球児ができること。それは全力で戦い抜き、最後まで諦めないことです。今野球ができることに感謝し、全身全霊で正々堂々とプレーすることを誓います。