10日にクリネックススタジアム宮城で行われたプロ野球楽天の試合前の始球式に、岩手・宮城内陸地震で被災した宮城県栗原市を配達エリアにしている日本郵便築館支店の古川正支店長(51)が登板した。
福島県立猪苗代高の野球部エースとして活躍、巨人の入団1次テストに合格した球歴を誇る支店長。足を高く上げたフォームから速球を披露、スタンドの観客から歓声を受けた。“対戦”したのはオリックスの打者。「震災を経験した神戸のチーム。運命を感じた」
身にまとったのは「がんばろう!花山・耕英!」と栗原市の地名が刻まれた赤いTシャツ。目に見える形で団結をと被災地の人たちが着ているものだ。「みんなの思いを込めた」と古川支店長。復興に向けた力強い1球を投げ終え、気持ち良さそうに汗をぬぐった。
(2008年7月10日)
地震による土砂崩れで埋まった車=6月14日午前11時45分、宮城県栗原市で共同通信社ヘリから
地震で陥没した岩手県奥州市胆沢区の道路=6月14日午前11時43分
地震の影響で列車が不通となり、乗客らに事情を説明する駅員=14日午前9時30分、JR仙台駅