「みんながあんしんしてくらせますように」「こわれたどうろがはやくなおりますように」-。岩手・宮城内陸地震で被災した宮城県栗原市の尾松幼稚園で7日、七夕祭り会があり、園児約50人が短冊に復興への願いを込めた。
「じしんがきませんように」と記した五十嵐友也ちゃん(6)は「一人で書いたんだよ」と自慢げ。「いつもなら欲しいものや将来の夢をお願いする子が多いが、今年は地震のことを書いた子が多い」と門脇まさ子園長(59)。
栗原市花山地区の避難所でも、避難住民らが折り鶴付きの「吹き流し」と呼ばれる七夕飾りや短冊でササ竹を飾った。
以前亡くなった両親らに短冊で「一日も早い帰宅を天国から祈ってて」と記した早坂絹子さん(58)は「いくらか希望があれば頑張れるけれど」と涙ぐむ。避難生活が長期化する中、切実な思いを短冊に込めた。
(2008年7月 7日)
地震による土砂崩れで埋まった車=6月14日午前11時45分、宮城県栗原市で共同通信社ヘリから
地震で陥没した岩手県奥州市胆沢区の道路=6月14日午前11時43分
地震の影響で列車が不通となり、乗客らに事情を説明する駅員=14日午前9時30分、JR仙台駅