岩手・宮城内陸地震
岩手・宮城内陸地震の被災地、宮城県栗原市で26日、日本地震学会が地震の仕組みを説明し、被災者の疑問に答えるセミナーを開いた。
地震学会が被災地で住民向けのセミナーを開くのは初めて。会場には約150人が集まった。
東大の佐藤比呂志教授らが岩手・宮城内陸地震の特徴などを解説。その後、会場からの「動物は地震を察知し異常な行動をするというが本当か」「揺れが来る直前に山で『バリバリ』という音がしたのだが前触れだったのか」などの質問に、6人の専門家が丁寧に答えた。
東北大の松沢暢教授は「動物や地鳴りと地震の関係は明らかにされていない」と説明。地震発生の数十秒前に2回、震源付近で微弱な揺れが観測されていたことを明らかにし「前震を的確に把握できるようになれば大地震の予知につながる可能性がある」と話した。
(2008年7月26日)
地震による土砂崩れで埋まった車=6月14日午前11時45分、宮城県栗原市で共同通信社ヘリから
地震で陥没した岩手県奥州市胆沢区の道路=6月14日午前11時43分
地震の影響で列車が不通となり、乗客らに事情を説明する駅員=14日午前9時30分、JR仙台駅