【ポルトープランス共同】岡田克也外相は20日(日本時間21日午前)、復興支援に携わる陸上自衛隊の視察などのため、大地震に見舞われたカリブ海のハイチを訪問する。被災地では本格的な雨期の到来が目前だが、テントや、小屋の天井を覆うシートなどが被災者に十分に行き渡っていない。外相はこうしたテント村の実情も視察する。
「激しい雨が降るとマンホールの水があふれる。テントの方まで洪水にはなっていないけど、これからが心配」。首都ポルトープランスの大統領府近くのテント村に住む女子高校生ミケランジ・ジャンバティストさん(18)は、3畳程度の小屋に6人で暮らす。屋根にはシートが掛かっているが、床はないため、雨が足元から小屋に入ってくるという。
14日にハイチを訪問した国連の潘基文事務総長は、避難場所が必要な被災者130万人のうち、60%にしかテントが行き渡ってないと述べた。
(2010年3月20日)
14日、ハイチの首都ポルトープランスで、地震で破壊されたスーパーマーケットから略奪した食料を運ぶ人たち(ロイター=共同)
米赤十字社が13日提供した、被災したハイチの首都ポルトープランスの航空写真(AP=共同)