ハイチ地震
【ワシントン共同】オバマ米大統領は11日、昨年12月に受賞したノーベル平和賞の賞金1千万スウェーデン・クローナ(約1億2700万円)について、米兵の支援団体など慈善事業に携わる米国内の計10団体に寄付すると発表した。
負傷した米兵やその家族らを支援する団体に25万ドル(2270万円)、大地震に見舞われたハイチ復興支援のためブッシュ前大統領、クリントン元大統領が設立した基金に20万ドルを寄付。
このほか黒人やヒスパニック系、先住民族への奨学基金を運営する複数の団体などが対象。11月の中間選挙も意識しながら団体の活動趣旨や従事者の人種の多様性に配慮した様子がうかがえる。
オバマ氏の平和賞受賞をめぐっては、野党共和党や保守派から「まだ何も成し遂げていないのに」との批判も噴出した。昨年10月に受賞が決まった直後、オバマ氏は賞金を慈善事業に寄付する考えを表明していた。
(2010年3月12日)
14日、ハイチの首都ポルトープランスで、地震で破壊されたスーパーマーケットから略奪した食料を運ぶ人たち(ロイター=共同)
米赤十字社が13日提供した、被災したハイチの首都ポルトープランスの航空写真(AP=共同)