ハイチ地震
【リオデジャネイロ共同】22万人以上の死者を出した大地震の被災地ハイチを含むカリブ海諸国で蚊が媒介する感染症、デング熱が流行する兆しが出ている。AP通信などが伝えた各国の保健衛生当局のまとめによると、22日までの死者は数十人、感染者も約1万7千人。例年より早い雨期入りなどにより蚊が増え、拡大のペースが速まっているとみられる。
ハイチと国境を接する島国ドミニカ共和国ではデング熱で先週末までに27人以上が死亡。米自治領プエルトリコでも既に5人が死亡、6300人に感染症例が報告され、死者19人と最悪だった1998年を超える恐れもある。米疾病対策センター(CDC)の現地担当者は「(感染が)広く流行しつつある」と語った。
(2010年7月23日)
14日、ハイチの首都ポルトープランスで、地震で破壊されたスーパーマーケットから略奪した食料を運ぶ人たち(ロイター=共同)
米赤十字社が13日提供した、被災したハイチの首都ポルトープランスの航空写真(AP=共同)