元厚生次官ら連続殺傷(ニュース特集)

出頭時、レンタカーに刃物10本 別の官僚狙った疑いも

 元厚生次官ら連続殺傷事件で、警視庁に銃刀法違反の疑いで逮捕され、連続殺傷への関与を認めている小泉毅容疑者(46)が、出頭した際に乗っていたレンタカーに計10本の刃物を所持していたことが24日分かった。

 警視庁は同日、銃刀法違反の疑いで小泉容疑者を送検。10本もの刃物を所持していたことなどから、別の厚労省幹部を狙って犯行を計画していた疑いもあるとみて捜査している。

 警視庁によると、逮捕容疑となった刃渡り約20センチのナイフ1本のほか、サバイバルナイフ6本、折り畳み式ナイフ1本など9本が後部座席の段ボール箱の中に入っていた。逮捕容疑の刃物には血が付いていた。

 警視庁は23日、さいたま市にある小泉容疑者の自宅アパートを家宅捜索し、ノートパソコン1台を押収。自宅はインターネットに接続できる環境にあった。

 また小泉容疑者は出頭直前の22日午後7時ごろ、複数の報道機関に「年金テロではない」「最初から逃げる気はない」などと書いたメールを送信。動機については「昔、保健所にペットを殺され腹が立った」と説明しているという。

 しかし、元事務次官を殺害する理由としては飛躍があり、警視庁はパソコンを解析し、犯行動機につながる記述などがないか捜査を進める。

(2008年11月24日)


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    ブルーシートで玄関付近が覆われた元厚生事務次官の山口剛彦さん宅=19日午前8時33分、さいたま市南区で共同通信社ヘリから

    元厚生事務次官の妻が刺された事件で、騒然とする現場周辺=18日午後10時47分、東京都中野区

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